ここ最近のホットな話題と言えば、やはり仮想通貨の流出問題でしょうか。

仮想通貨と言えば「ビットコイン」を思い浮かべる人が多いと思いますが、今話題となっている「コインチェック」は、ビットコインのような仮想通貨ではなく、仮想通貨の売買を行う取引所にあたるものです。

仮想通貨そのものでいうと、ビットコインを代表に、「リップル」、「イーサリアム」などがあり、その取引所としては、先の「コインチェック」、「ビットフライヤー」、「ビットポイント」などが国内にはあります。

意外かもしれませんが、実はこのビットコインの取引においては、日本円が過半を占め、主役は日本人だということです。

日本の取引所であるビットフライヤーはビットコインの取引において、世界でのシェア22%程度とのことで、問題となっているコインチェックも8%(1月10日時点のデータ)、合わせて30%のシェアを日本勢が持っているということで、結構驚きの数値です。

ここに拍車をかけているのが、日本の大手金融機関や、つい先日発表があったLINEなどの参入になります。

コインチェックの問題が起こりましたが、こんなものはその世界を知る人からすれば起こるべくして起こったもので、一時的にはブレーキになりますが、この流れは止まらないものになるでしょう。

個人においても参入する人、しない人、様々ですが、今回の問題がなくても、既に、儲けた人の裏には損した人がいるわけで、そういう意味では株などの投資と同じことなのです。
ただ、株と違って、まだまだ規制の枠の外にある仮想通貨。
儲けの額も桁違いのことが起こりますし、逆に損失の額も桁違いになることがあるということです。

加えて、日本では取引を行うには最低限の本人確認がなされているわけですが、海外ではまだそんな規制は入っておりません。つまり、誰が取引しているのかがわからないという現状なのです。

そうなると、やはり悪いことに利用する人がいるわけで、マーケットとしての整備が進むまでは、色んな事が起こるわけです。

あくまで自己責任で・・・という話になりますね(笑)